考えるという作業
考えるという作業は、あるていどの概念・理論・事実を記憶しているから可能なのです。
考えるとは頭のなかで、概念と概念を組み合わせてみたり、事実と概念をつなぎあわせてみたり、理論から仮説を推論してみたりという試行錯誤を繰り返している状況のことです。
したがって何の知識もストックしていなければ考えようがない。
それゆえ、暗記方式はむだとはいえないのです。
暗記するに値することを全部知りつくしたところに創造的思考が育つのです。
腕をこまねいて無の心境になったときに創造的思考が発現するわけではありません。
以上を要約すると、概念・理論・事実を.記憶しているがゆえに、混沌たる状況を整理し、解釈し、予測できるのである、と。